【XY】ガルキザンアローwith追い風スイクン【全国ダブル】

前回使ってた構築の改造版をシーズン5も回してみて、以下の点が気になっていました。

キリキザンが辛い ②追い風構築が辛い

色々対策を考えましたが、これだという解決策は見つからず。

それならいっそ自分で使ってから考えようと思ったのがこの構築の始まり。

あとかねてよりスカーフ雪崩が鬱陶しいと思っていたのでその辺の対策を交えて完成

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 持ち物技1技2技3技4特性
ガルーラ ガルーラナイト すてみタックル ふいうち けたぐり ねこだまし きもったま→おやこあい
キリキザン いのちのたま ふいうち はたきおとす アイアンヘッド まもる まけんき
ニンフィア せいれいプレート ハイパーボイス めざパ地面 サイコショック まもる フェアリースキン
ファイアロー こだわりハチマキ ブレイブバード フレアドライブ とんぼがえり ねごと はやてのつばさ
ギルガルド たべのこし シャドーボール ラスターカノン みがわり キングシールド バトルスイッチ
スイクン オボンのみ ねっとう れいとうビーム おいかぜ まもる プレッシャー

 

<個別解説>

ガルーラガルーラナイト

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陽気ASぶっぱ 残りH

 

安心と信頼のガルーラ。追い風構築で制圧力を高めたかったので捨て身を採用。

捨て身個体は初めて採用したが想像以上に強かった。

今の環境ではねこだましの同速勝負で勝ちたい場面が多いと思っているので最速。

 

キリキザン@いのちのたま

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意地っ張りASぶっぱ 残りH

 

メジャーな型の珠キザン。

最初はタスキを持たせていたが、発動機会が思ったより少なかったので珠に変更。

タスキのほうが良い場面も多々あるので一長一短。

先頭に出すよりも後から投げて詰めに使うことの方が多かった。

 

ニンフィア@せいれいプレート

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控えめH72,B92,C252,S92

意地っ張り珠アローのブレバ耐え調整、追い風下でメガルカリオまで抜ける

 

格闘や特殊方面に厚く、追い風下において全体技で相手に負担をかけられるポケモンということで採用。

追い風をする関係でどうしても守るを使いたかったため眼鏡ではなくプレート。

思っていたより火力不足に感じたので何かしらの補助を入れたいと思った。

物理面も非常に脆かったので威嚇を交えたほうが使いやすかったかもしれない。

 

スイクンと並べると見た目がシナジーしていてよかった。

 

ファイアロー@こだわりハチマキ

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意地っ張りASぶっぱ 残りD

 

ガルーラキザンの並びで重い格闘やモロバレル、鋼をまとめて見られる枠として採用。

構築全体としてランドロスを呼ぶことが少なかったので非常に動かしやすかった。

鉢巻アローの強さを実感できたことがこの構築の一番の収穫かもしれない。

 

ギルガルド@たべのこし

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冷静HCぶっぱ最遅 残りD

 

一番コロコロ変わった枠。

構築全体としてどうしてもガルーラに打点が薄いのと、モロバレルが重たかったのでこの2匹を見られるポケモンが欲しかった。

色々試行錯誤した結果として前回の構築で酷使したみが残飯ガルドを流用することに。

相方のマリルリが不在なので前の構築程の使い勝手はなかった。

鋼技がキリキザンのアイヘで事足りているので、ラスカの枠を聖剣にした方が良かったと思う。

 

スイクン@オボンのみ

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図太いH252,B132,C92,D4,S28

追い風下で意地っ張りAS振りスカーフランドを抜いて冷ビで確定一発

 

この構築の目玉。

ランドの雪崩ゲーに屈しない追い風役を探したらこいつを見つけた。

最近零度スイクンが流行っていることもあり、意表を突けると思ったのも採用理由の一つ。

とにかく安定感がすさまじく、並みの火力であれば相手の集中砲火を食らっても平然と耐えて追い風ができる。

技スペが余ったので守るを入れたが、集中砲火をもらいやすいこいつに非常にマッチしていた。

特にブレードガルドと並んでいるときなんかは有効に機能してくれた。

一方で火力不足で置物になることもしばしば。

晴れ下とはいえ、HPが赤ゲージでギリギリのクレセリアを落とせなかったときは流石に目を疑った。

 

<雑感とか実績とか>

シーズン6の序盤~中盤に回して、最高でレート1917まで上げることができた。

ギリギリながら1ページ目にも乗ったので実績としては十分だと思う。

 

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1ページ目に乗った時に記念で撮ったキャプ

 

しかしその後伸び悩んだためあえなくこの構築を解体することに。

原因は電気が一貫しすぎていたこと、リザバナテラキキザンの並びに対して何もできないことの2つが大きいと感じた。

これより上のレートを目指す為には何か足りないように思える。

追い風スイクン自体は悪くないと思うので、もう少し考察する必要がありそう。

【XY】シーズン4ダブルレート2000達成構築 ガルーラボルトロス軸スタン

はじめましてまずいぼうです。

シーズン4も終わり間際ということで、自分用の構築メモも兼ねて記事を書いていこうと思います。

 

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 持ち物技1技2技3技4特性
ガルーラ ガルーラナイト おんがえし ふいうち けたぐり ねこだまし きもったま→おやこあい
ギルガルド たべのこし シャドーボール ラスターカノン みがわり キングシールド バトルスイッチ
マリルリ オボンのみ じゃれつく たきのぼり アクアジェット まもる ちからもち
モロバレル くろいヘドロ ギガドレイン いかりのこな キノコのほうし まもる さいせいりょく
ランドロス(霊獣) こだわりスカーフ じしん いわなだれ がんせきふうじ とんぼがえり いかく
ボルトロス(化身) いのちのたま フリーフォール ばかぢから はたきおとす まもる まけんき

 

<個別解説>

ガルーラガルーラナイト

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陽気ASぶっぱ 残りH

 

この構築のメガ枠兼エースのメガガルーラ

同速勝負になることが非常に多いため、個人的には最速一択だと思っている。

けたぐりを採用したのは現環境では高火力の格闘技を打ち込みたい機会が多いため。

他の格闘技よりも優先度は高いと思う。

火力の目安としては無振りのメガガルーラやH振りヒードランが乱数一発。

不意打ちは微妙に足りないガルーラの素早さを補ってくれる。

しかしゴーストタイプに有効打がなくなってしまうので、この枠は噛み砕くにしたいと感じる場面も多かった。

猫騙しは怯みによる足止めよりも、むしろタスキつぶしや他の攻撃で確一圏内に入れるための役割が大きいと感じた。

猫騙し+けたぐりで相手のガルーラが確実に沈む。偉い。

 

ギルガルド@たべのこし

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冷静HCぶっぱ 最遅 残りD

 

みんなの盾ことみが残飯ギルガルド

実は「みが残飯ギルガルドが強そうだから使ってみよう」というのがこの構築の原点。案の定強かった。

優秀な耐性のため、リザードンを除く今環境にいるほとんどのメガシンカポケモンに強い。

ガルーラクチートは有効打が不意打ちしかないことが多く、サーナイトシャドーボールやめざ地などを持っている場合が多いものの耐えて反撃可能。

またこの耐性により詰ませ性能も高く、最後に裏から投げて相手を降参に追い込むことが多い。

ラスカはフェアリーに打点を持つために採用したが、この枠は聖剣にしても良い。

ワイガも欲しい場面が非常に多いが、残念ながら技スペが足りない。

性格に関しては身代わりを貼る時など上をとりたい場面が多かったので、控えめにしたほうが良いと思う。

 

マリルリ@オボンのみ

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意地っ張りHAぶっぱ 残りS

 

ギルガルドの補完枠として入ってきたポケモン

ギルガルドが苦手な悪タイプや炎タイプをまとめて面倒見ることができる。

・・・ということだけを意識して入れたつもりが、予想外に多くのポケモンを止めることができるため受け役として重宝。ギルガルドと共に詰ませ役になることが多い。

受け役だけではなくアタッカーとしても優秀。ランドロスヒードランサザンドラといったメジャーどころにぶっ刺さる。アクアジェットにより相手のランドロスによる雪崩ゲーを回避できることも長所。

一方でほとんどのメガシンカポケモンに殴り負けるので要注意。リザYにも負ける。

 

モロバレル@くろいヘドロ

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生意気H156B100D252 最遅(のつもり)

16n+1調整

 

トリル対策兼水電気対策兼サポート枠として4番目に構築に入ってきたポケモン

主に雨パとマッチしたときや、相手が普段投げるメンバーで対処しきそうにない場合などに採用する。

特に相手にトリトドンがいた場合は基本的に絶対選出。

選出する頻度は他のポケモンと比べるとかなり低いが、出せばだいたい何らかの仕事をしてくれる。

持ち物はゴツメとヘドロの二択。以前TODを仕掛けた時にヘドロが役に立ったので、この構築で使う分にはヘドロのほうが好み。

一時期闇に染まっていた頃は守るを切ってクリアスモッグを入れたりもしていた。全然使わなかった。

厳選をサボったため最遅になっていない。

 

ランドロス霊獣@こだわりスカーフ

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意地っ張りAぶっぱ S130抜き調整 残りH

 

ランドロスに強いポケモンを探していたらランドロスが入った。

特にマリルリと相性補完が良く、受け出しを繰り返すだけで威嚇により相手の物理ポケモンはゴミになる。

アタッカーとしては岩雪崩を連打して相手に負担をかけていくだけの簡単なお仕事。相手の炎タイプや飛行タイプに対して圧力をかけていく。

構築内に浮いているポケモンが他にボルトロスしかいないため、地震を撃つ頻度は低い。

岩石封じはどう考えても馬鹿力かストーンエッジの方が良い。

 

構築全体としてリザYとキザンが苦手なため、こいつの枠をガブリアスに変えようか思案中。

ただしその場合相手のランドロスや鉢巻ファイアローがきつくなるため考えどころ。

 

ボルトロス化身@いのちのたま

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陽気ASぶっぱ 残りH

 

このPTの要である負けん気ボルトロス。実は構築には最後に入ってきた。

ランドロスの相方として自然に構築に入ってきたわけだが、「どうせならなんか面白いポケモン使いたいな~」という考えのもと、シーズン3で使用率が12%前後だった負けん気の方に白羽の矢が立った。

こんな適当な経緯で入ってきたが、実際に使用してみるとものすごく強かった。

 

まず物理に偏ったこのPTは威嚇を非常に呼ぶため負けん気がぶっ刺さる。威嚇メタとして機能してくれた。

技の方も優秀で、珠馬鹿力で無振りメガガルーラを中乱数で持っていくことができる。猫騙しが加わっていれば確実に落ちる。

はたき落とすはガルーラの苦手な霊対策として役に立った。相手のポケモンを弱体化させられることも重要で、スカーフ持ちを減速させたりオボンや輝石をはたき落として耐久を削いだりできる。

フリーフォールを採用しているのは相手のモロバレルが鬱陶しかったため。怒りの粉とかこの指による妨害を阻止できて非常に強かった。

体重200kg以上のポケモンは持ち上げられないので要注意。筆者は一度ビリジオンに撃って華麗に失敗しました。

 

使ってみて、ガルーラの相方としてふさわしいスペックを持っていると感じた。

ガルーラの横に並べて相手に集中攻撃を重ねていけば、確実に相手のポケモンを1匹持って行くことができる。

 

<全体解説>

基本選出は初手にガルーラボルトロスを投げ、裏にギルガルドマリルリorランドロスを置く。初手の二匹で相手のポケモンを各個撃破していき、相手がこの2匹で対応できないポケモンを投げてきたら裏のポケモンで受け流す。最終的に裏のポケモンで詰ませることを目標に動く。

 

個別解説で述べている通りリザYとキリキザンが天敵。こいつらがいる場合はガルーラを大事にしながら動くことが重要になる。

鬼火を撒いてくる霊も苦手。見かけたら集中砲火を掛けて鬼火の被害が広がらないうちに倒す。

最近増えているサルサナに対してはそれほど苦戦しない。ボルトロスマリルリギルガルドの3匹でなんとかなることが大半。

トリパ相手は構築によって動きがばらばら。トリル始動役を潰しつつ、ギルガルドで詰めることを意識していけば良い。

 

<最終戦績>

最終レート:2007(最高順位4位)

勝率:154勝51敗(約75%)

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レート2000に乗って喜びながら撮ったキャプ(携帯で撮ったので画質低)

 

このPTはシーズン3の末期から試験運用したものの、本格的に使い始めたのはシーズン4から。

シーズン4の最初期から上位を維持しつつ、最終的にレート2007まで上がった。

こんな物理に偏っている上に苦手な相手が多いPTでここまでいけるとは全く思っていなかった。

シーズン5はもうちょっと凝ったPTを使ってみたい。

 

7/15 微修正